実務経験ほぼゼロから給水装置工事主任技術者試験に合格!独学と過去問中心の勉強法を徹底解説

その他

実務経験ゼロから2024年10月に行われた給水装置工事主任技術者試験を受験しました。私は普段家電販売やリフォームを扱う会社に勤めているため給水関係の知識は少しかじっている程度でしたが、独学で合格することができました。実際に受験してみて思うことは過去問をしっかり解いておけば十分合格可能な試験だと思います。このブログでは普段家電関係の記事を書いていますが、今後受験される方の参考になればと思い勉強方法についてまとめました。

この記事はこんな方にお勧めです

  • 給水装置工事主任技術者試験の受験を検討している人
  • 独学で試験合格を目指している人
  • 仕事と勉強の両立に悩んでいる人
  • 給水装置工事主任技術者の資格取得を目指している人

はじめに

受験した人の情報

  • 30代男性3人家族(子供1歳)
  • 家電製品、リフォームなどを扱う会社に勤務
  • 知識は水道メーターより家側の給水工事について少し知っている程度
  • 水道工事関係の実務経験は少ない
  • 継続的な勉強は少し苦手

給水装置工事主任技術者試験を受験しようと思ったきっかけ

受験理由は仕事で使える仕事だからです。

リフォームをする上で給水管を触ることがあるので持っておいた方がいいということと、実務経験が少ないので知識だけでも勉強しておきたいと思いました。

試験概要

試験科目

公衆衛生概論水道行政
給水装置の概要 ※給水装置の構造及び性能
給水装置工事法給水装置施工管理法 ※
給水装置計画論給水装置工事事務論

※印の科目については、管工事施工管理の種目に係る、一級又は二級の技術検定に合格した者は免除を受けることができます。

合格率

実施年度申込者数受験者数合格者数合格率
令和4年度14,05212,0583,74231.0%
令和5年度14,48212,6164,35134.5%
令和6年度14,55012,6294,40734.9%
https://www.kyuukou.or.jp/shiken/jyuken-kakonum.html工事技術振興財団公式ホームページより引用

合格率はここ数年で30~35%程度でさらに前の年だと40~45%の年もあります。

はやまる
はやまる

合格率だけ見るとやや難しそうな印象ですが、SNS等で見てみるととりあえず受けてみたという声もありました。比較的受験しやすい資格なのであまり勉強されていない方も多く含まれているのかもしれません。

試験勉強について

最初にしたこと

給水装置の試験がどんなものなのかあまりよく分かっていなかったので、まずは情報を以下のような情報をネット検索で集めました。

  • 給水装置工事主任技術者とは
  • 試験日、申込日
  • 受験者数、合格率
  • 試験範囲
  • 試験問題
  • 実際に受験した方の記録
はやまる
はやまる

何日もかけて調べ続けると時間がもったいないので、あまり深くまで調べすぎず時間をかけないように意識しました。その後気になったことがあれば再度調べました。

受験までのスケジュール

実際に私が受験までしたことの流れを書いてみました。

  • 6月上旬 受験申込
  • 6月~8月  過去問を解く(去年を除く5年分を1周)
  • 8月末頃   残しておいた去年の過去問を解いてみる
  • 9月     過去問2周目
  • 10月    過去問3週目(上旬に受験票到着)
  • 10月下旬  試験日

使用した教材

使用したものは過去問と参考書の2冊です

どちらも試験対策として十分使用できると思いますが、個人的には問題集の方は誤字脱字や公式の解答と違う回答が記載されている問題があったため、少し不安な気持ちになりました。

過去問の問題集は他社のものでもいいかもしれません

はやまる
はやまる

個人的な感覚ですが、実際の試験会場にいた方たちの持たれている問題集を見ると「この教材持ってる人多いな!」ということはなかった印象です。

もし本屋さんで中身が見れる方は実際に自分に合うか見てみたり、レビュー等を見てからの購入がおすすめです。

勉強期間と1日の勉強時間

勉強を始めたのは受験申し込みをした6月~7月あたりですが、勉強時間の確保ができておらず週に2~3時間程度だったと思います。

そして8月頃から1週間で3~4時間程度に増えました。

9月後半くらいから焦り始めて平日は1日30~1時間、休日は1日3時間くらいの勉強をしました。

はやまる
はやまる

私の場合、平日は仕事から帰ると子供が寝るまで勉強はできないので朝4:00~4:30頃起きて30~60分勉強してました。休日は奥さんに協力してもらい子供の昼寝時間あたりに勉強させてもらうか、子供が寝てから勉強して時間を確保しました。

具体的な勉強方法

主な勉強方法は過去問をひたすら解くこと!

とてもシンプルですが実際に受験された方も過去問をひたすら解いたと言われている方が多かったです。

私の場合6年分の過去問を3周して試験の正答率は8割程度でした。

このことから5~6年分の過去問を3回解けば十分合格可能だと思います。

過去問を解く際に気を付けていたことを以下にまとめました。

  • 最初、参考書はさらっと目を通すだけ。わからなくてもとりあえず過去問を解いてみる。
  • 選択問題で答えの解答について参考書で内容を確認する
  • 解答以外の選択して分からないものがあれば参考書で確認
  • 1つの問題を深追いしすぎない。時間がとてもかかる場合はいったん保留。
  • 2週目から間違えた問題は印をつけておく

勉強のおすすめツール

今回勉強に使用して役に立ったと思ったのはAIの活用です。

試験問題を解いていると法律関係のところで難しい文章が表れてきたり、固い言い回しが使われていて「なんとなくは分かるけど…」といった場面が時々ありました。

そんな時はスマホで写真を撮って文字を抽出し、ChatGPT、やGeminiのようなAIアプリに放り込むととても分かりやすく説明してくれます。

  • iPhone標準カメラで問題集の文字がはっきり映るように撮影
  • 撮れた写真の文字部分を長押し
  • 必要な部分を選んでコピー
  • AIアプリを開いて文章をペースト
  • この文章を「分かりやすく」とか「中学生でも分かるように」と最後に付け加える

モチベーションを維持する方法

私は今まで何度か資格試験を受験したことがありますが勉強の継続が得意ではないため、試験に落ちたこともあります。

せっかく費用と時間をかけて受験をするので1回の受験で終わらせたいですよね。

私が落としたくない試験の時に行っているモチベーション対策は人と約束することです。

家族や職場の方に受験をすることや勉強していることなどを話して合格すると約束します。

これで自分を追い込んで勉強するモチベーションに変えています。

はやまる
はやまる

気軽に話せる同僚でもいいですが、少し緊張感のある先輩の方が効果があると思います。言いにくい方は合格するとまで伝えず、受験することだけでもいいと思います。きっと応援してくれるのでその言葉がモチベーションにつながります。

最後に

給水装置工事主任技術者試験の勉強方法についてお伝えしました。

これから勉強する方の参考になると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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